2018年03月02日(金)

月刊花扇生薬 第186号を追加しました。 [最新情報]


編集・発行人

小西製薬株式会社

学術担当

<薬事>
遠隔診療の薬処方と管理、かかりつけ薬剤師が関与を‐指針策定へ議論
 厚労省は2月8日、電話やテレビなどの情報通信機器を用いた診療に関するガイドライン作成に向けた検討会の初会合を開き、議論を開始した。ITを用いた診療の名称を「オンライン診療」に統一することで一致したほか、厚生労働研究班の報告を受け、ガイドラインの項目などについて議論。特にオンライン診療における薬剤処方では、かかりつけ薬剤師・薬局が監査や一元管理の役割を果たすことを盛り込むよう求める意見が出た。

(薬事日報18.2.14)

遠隔服薬指導の導入を 規制改革WG
 政府の規制改革推進会議「医療・介護ワーキンググループ」は2月20日、遠隔診療の実態について、タブレット端末を用いた遠隔診療を実践している福島県南相馬市の小高病院からヒアリングを行った。看護師を派遣することで患者の状態を聞き出しやすい診察を進めている一方で、遠隔で服薬指導できないことが患者の負担になっている現状を指摘した。委員からも、遠隔による服薬指導の導入を求める声が相次いだ。

(薬事日報18.2.23)

奈良県 漢方プロジェクト
 現在、県が地元製薬企業や農業法人と連携し開発した大和トウキの単味エキス製剤を承認申請中で、今年6月に承認取得を予定。本製剤の有用性を検証するため奈良県立医科大学産婦人科や関連クリニックの協力のもと、患者モニター調査を行う計画である。

(薬事日報18.2.19)

東京生薬協会 薬用植物国内栽培事業に注力
 東京都からの委託事業である薬用植物園の管理・運営について、イベント等を通じて活性化に努める薬用植物国内栽培事業では、栽培協定を締結している7自治体(秋田県八峰町、同美郷町、新潟県新発田市、新潟市、福井県高浜町、岐阜市、大分県杵築市)との緊密な交流を通じ、優良生薬の確保と振興、生薬協会の発展につなげていきたいと協会会長が抱負述べた。

(薬事日報18.2.2)

薬用植物で獣害対策 三重県 いなべ市
 いなべ市は、サル、イノシシ、シカの獣害に悩まされている。来年度から、獣害を受けにくいサンショウなどの薬用植物を実験的に栽培する。駆除などの対策が追いつかないため、害獣が好まない作物をつくる。農場約2千平方メートルで、サンショウ、ショウガ、唐辛子など8種類の漢方製剤や生薬製剤の原料となる薬用植物を実験的に栽培する。安定的に供給できれば特産品化できると判断し、新年度当初予算案に400万円を計上した。

(朝日新聞18.2.26)

三役制度の留意事項通知でQ&A  厚労省
 厚労省は1月18日付けで「医薬品の製造販売業者における三役の適切な業務実施について」のQ&Aを都道府県に事務連絡した。主な内容としては、同通知の位置づけを明確化し、「今後の三役の適切な業務実施に関する留意すべき点をまとめたもの」「GQP省令及びGVP省令等で規定された要件を除き、製造販売業の許可要件ではない」など。

(薬事ニュース18.2.9)

高齢者の薬 適正治療を 処方量削減へ指針案 厚労省
 厚労省は、高齢者の薬の適正使用指針案をまとめた。来月の有識者検討   会での議論を経て、今春にも全国の医療機関に周知される見通しである。高齢者は複数の持病を抱え、薬の種類も増えがちで、一方内臓の機能が低下しており、有害な副作用が出やすい。6種以上併用すると副作用が増えるとの報告もある。指針には、不要な薬を減らす取り組みを促進させる狙いがある。
 日本老年医学会の「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」などの情報が医療現場には十分浸透してないことを踏まえ、国として指針を示すこととした。

(読売新聞18.2.22、朝日新聞18.2.22、薬事日報18.2.26)

<商況>
国内商況:先月と大きな変化はない。甘茶の季節になってきたが、実際に品物が動くのは、もう少し先内なってから。
 牛黄の品不足は先月から続いており、先高見込み。また、甘草や白南天についても良品が少ない感じ。(薬事日報18.2.28)

海外商況:中国の気候は日本と同じで寒さは厳しかったが、春近しというこのごろである。この寒さで香辛料の収穫は影響受けたが、生薬はほとんど関係ない。バクモンドウの収穫は4月に始まるが、良好のようである。先般来、高値にあるゴシュユ、ゴミシは引続き、そのままである。ゴシュユは元に戻るには3年かかる。ホコエコンは目下、価格上昇中。人で不足が影響している。 センキュウは引続き減産、減収で回復には2~3年かかる。
  全般的に価格に影響のある人件費の上昇は10%程度で大きいが、ほかに、資材、特に紙の値上がりが見過ごせない。また運賃も積載制限もあって上昇している。しかし、人件費以外の価格への影響は小さい。(輸入商社提供)

<安全性>
サンシシ長期投与に注意喚起‐腸間膜静脈硬化症の報告例 厚労省
(・DSU (Drug Safety Update) No.267  厚労省18.3.)
 厚労省は2月13日、生薬のサンシシと同含有製剤、同製剤の一般用医薬品など4品目について、添付文書の「使用上の注意」を改訂するよう製造販売業者に要請した。 生薬「サンシシ」と同成分の含有製剤14製品については、腸間膜静脈硬化症に関連した国内症例が計86例報告されていることから、サンシシの重要な基本的注意の項を新設した。漢方処方における患者の証(体質・症状)を考慮して投与することや十分な経過観察を行うこと、症状・所見の改善が認められない場合には継続投与を避けることを記載。漢方製剤などを併用する場合は、含有生薬の重複に注意するよう追記した。厚労省18.2.13、薬事日報18.2.16、薬事ニュース18.2.23)

使用上の注意改訂
  厚労省18.2.13  上記サンシシの項参照

次のいずれも、漢方・生薬にかかわる情報なし
 ・安全性情報 No.350  厚労省18.2.6
 ・回収情報  厚労省18.2.28

Posted by 管理者 at 14時13分

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